1999

平成シンポジウム
「建築遺産の保存修復と建築史」

 
11月20日(土)・東京・港区

主催:日本建築学会建築歴史・意匠委員会,東洋建築史小委員会
共催:日本イコモス国内委員会
 近年,アジア諸国をはじめ海外の建築遺産の保存修復事業が盛んで,これに携わる日本の建築史研究者は多い。一方,アジア諸国などでは事業は行っているものの,自国の建築史というアカデミズムが現地で育っているとは限らず,ときには世界的な建築遺産の歴史的位置づけがなされていない場合すらある。こうしたことを踏まえ,本シンポジウムでは保存修復や遺構調査の現場において初めて発見される建築史上の事実,あるいは研究実績を改めて確認するといった体験についてパネリスト報告をもとに参加者相互に意見を交わし,その中で研究者として現地の事業に取り組む心構えや,その過程における問題意識をより鮮明なものにするとともに,建築史学の観点から建築遺産の保存修復の意義を探る。

>時間=13:30〜17:00
>会場=建築会館ホール(東京・港区)
>内容・講師=
(1)開会・主旨説明(鈴木博之氏・東京大学)
(2)記念講演「パレスティナ聖墳墓教会の保存修復事業」(ヨルゴス ・ラヴァス氏・アテネ大学)
(3)基調報告と質疑/東欧の教会建築(三宅理一氏・芝浦工業大学)/ガンダーラの寺院建築(増井正哉氏・奈良女子大学)/アンコールの建築(中川武氏・早稲田大学)
(4)総合討議(総括:渡辺勝彦氏・日本工業大学)

>定員=150名
>参加費=会員1,000円 会員外1,500円(資料代含む)
>申込・問合せ先=日本建築学会事務局研究事業課 担当・三島 電話03(3456)2051 E-mail:mishima@aij.or.jp