Reform Q&A

リフォームQ&A

質問

解答

1
●維持・管理 に関する質問。


・区分所有マンションを譲渡した場合、修繕積立金は返金されますか。  修繕積立金は、区分所有者全員の共有財産となっていますので返金はされません。

2
●外 装 に関する質問。


・タイルの汚れを部分的に除去しましたが、その部分だけ光沢がなくなってしまいました。回復することはできますか。  陶磁器や石材等は、強酸性の洗剤等で洗浄するとつやがなくなる場合があります。その場合、専用のコーティング剤を塗布することでつやを出すことができますが、周辺部と異なる雰囲気になったりムラになったりすることもあるようです。

3
●内 装 に関する質問。


・ブラインドはどのように清掃すればいいのでしょうか。  日常的には、羽根を閉じた状態にしてハタキや雑巾などでほこりを落とします。汚れがひどくなった場合は、洗剤を含ませた雑巾で洗剤を塗布した後、水拭きで仕上げる方法があります。オフィス等、ブラインドの量が多くなると、手作業ではなかなか苦労しますが、最近では、ブランドを取り外して機械で洗浄してくれる業者もあります。
・カーテンの素材にはどのようなものがありますか。  代表的なものをいくつか挙げてみます。“アクリル”系素材は、軽い、シワがつきにくい、紫外線(日光)で劣化しにくいといった反面、火・熱に弱いという短所があります。“レーヨン”系素材は、吸湿性が良く、デザイン性に優れ、安価である反面、伸びやすく、また、洗濯時に縮み易いため自宅での洗濯は難しくなります。“ ポリエステル”系素素材は、縮みにくく型崩れせず、熱に強い反面、静電気の発生により汚れが付きやすくなります。

4
●床に関する質問。


・塗り床材にはどんな材料がありますか?  日本塗り床工業会の資料では,エポキシ系,ウレタン系,MMA(メタクリル樹脂)系,ポリエステル系,溶剤形アクリル系,水性アクリル系に分類されています。
・フリーアクセスフロアにはどんな種類がありますか?  フリーアクセスフロアは,構法別では溝構法とパネル構法に分類され,さらにパネル構法は支柱一体型2タイプと支柱分離型3タイプに分けられ,おおよそ7種類の構法に分類できます。また,床パネルの材料も多岐にわたり,スチール系,コンクリート系,プラスチック系,アルミ系などがあり,いずれも床高,配線容量,強度,施工性などの適用条件によって選択されています。
・クッションフロアとは何ですか?  クッションフロアは,ロールシート状のフロア材で,適度な弾力があり,歩行感がよく,マンションのリビングやキッチン,洗面所などの床仕上材として適用されています。また,最近ではバリアフリーの一環として,転倒時の衝撃を和らげるクッション性の高いものも販売されています。
・乾式遮音二重床とは何ですか?  主に床の遮音を目的としてマンションで普及している揚げ床ユニットで,遮音性に加え,床下配線・配管が可能となることから,いまや標準的な床工法のひとつとなっています。

5
●開口部 に関する質問。


・「ベランダ」と「バルコニー」はどこが違うのですか?  ベランダは屋根がついている室外の独立した細長いスペースのことで,バルコニーは室内生活の延長として利用できるスペースという違いがありますが,厳密な区別はないようです。

6
●石材 に関する質問。


・石材にはどのような種類がありますか?  天然石は,マグマが固まった「火成岩」,岩石のくずや生物の遺骸などが固まった「水成岩(堆積岩)」,これらが自然の力で変質した「変成岩」の3つに分類され,一方,人造石は,砕いた大理石などをセメントに混入して固め,その表面を磨いた「テラゾー」などがあります。火成岩には,地表近くで急激に冷えて固まった安山岩や玄武岩,地下深くでゆっくり冷えて固まった花崗岩があります。水成岩には,様々なものが堆積して層として固まった砂岩,泥岩,石灰岩,凝灰岩,粘板岩があります。変成岩には,水成岩が地殻変動などにより変質した大理石(結晶質石灰岩)や蛇絞岩(粘岩石)があります。これらは,同じ種類の石でも産地によって色や模様が異なり,また,それぞれの石あるいは用途に応じた表面の仕上げ方があります。

7
●防災・安全化・セキュリティ に関する質問。


・自動火災報知設備の更新時期の目安はありますか?  日本火災報知器工業会によると,受信機20年,受信機(R型等)15年,発信機20年,煙式感知器10年,熱式感知器15年,熱式感知器(半導体式)10年,地区音響装置20年などが目安として示されています。
・エレベータ内での犯罪が増加しているようですが、何か防犯対策はありますか。  防犯カメラの設置、防犯ベルの設置といった方法のほか、各フロアの扉を窓付扉にするといった対応もあります。また、各階強制停止装置といって、強制的に各階で扉が開く仕組みもあり、危険が高まる夜間のみ装置をオンにするという方法もあります。

8
●防カビ・防虫・防鼠 に関する質問。


・防カビ剤にはどんなものがありますか?  防カビ剤を広義に捉えると,日本国内だけでも300種類以上あります。これらを大別すると,漂白剤,殺菌剤,抗菌剤,防腐剤,防カビ剤に分類され,それぞれ目的別に使い分けられています。
・カビは私達にとって有害ですか?  カビは微生物の一種で,お酒や醤油,味噌,チーズといった食品の製造にも使われています。一方,住まい等に発生するカビは,食品の腐敗や感染症などを引き起こします。カビの中にも,有益なものと有害なものがありますので,一概にカビが悪いとは言えません。但し,少なくとも室内の壁や天井,床などに生えるカビは人体に被害を及ぼす可能性がありますので除去した方がいいでしょう。
・「微生物」と「カビ」の違いは何ですか?  カビは微生物のひとつです。微生物には,細菌(バクテリア),放線菌,真菌(カビ),藻類,ウイルスがあり,我々の身の回りにもたくさんの微生物が存在しています。

9
●結露防止 に関する質問。


・結露とは何ですか?  ある温度の空気が含有できる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は決まっていて,温度が下がるとその量は低下します。空気の温度が下がって,飽和水蒸気量も低下したとき,元々含まれていた水蒸気の量が飽和水蒸気量を超えてしまうと,水蒸気が水滴となって目に見えるようになります。これが結露です。
 例えば,冷たいグラスの表面に水滴がつくのは,空気がグラスの表面で冷やされて飽和水蒸気量が低下し,水蒸気が水滴となったためです。同じようなことが建物でも発生します。家の中と外の温度差があると,境界部分で空気が冷やされて窓ガラスや壁等に結露が発生します。

・建物にはどのような結露が発生しますか?  建物で発生する結露は,室内側表面に水滴が着く「表面結露」,躯体と室内仕上材の間の中空層に発生する「内部結露」,躯体と断熱材の間に発生する「境界面結露」があります。また,夏型結露と冬型結露があり,さらに冬型結露には夜型結露と昼型結露があります。水が流れてくるので漏水事故かと思ったら結露だったということもありますので,改善のためにはしっかりとした原因の究明と適切な処理が必要です。

10
●外壁洗浄 に関する質問。


・外壁洗浄剤にはどんなものがありますか?  汚れの種類により,アルカリ剤系,酸剤系,溶剤系などが使い分けられています。
また,最近では環境にやさしい中性洗剤,バイオ洗剤なども販売されています。

・外壁洗浄とはどのようなものですか?  外壁洗浄には,薬剤の塗布による洗浄工法や高圧水による洗浄工法などがあります。また,洗浄剤の種類も様々で,汚れの種類によって使い分けが求められます。高圧水による洗浄は,温水を使用する場合や,水に重曹などを混ぜて洗浄力を向上させる工法などがあります。

11
シックハウス・ビル に関する質問。


・ホルムアルデヒドとは何ですか?  常温で気化する無色で刺激臭のある化学式「HCHO」の化学物質です。ホルマリンはこれを水に溶かした水溶液で接着剤等に広く用いられています。最近では,接着剤及び接着剤を使用した建材からホルムアルデヒドが空気中に放散し,これがシックハウス症候群の原因となっていると指摘されています。
・VOCとは何ですか?  “VOC”は,Volatile Organic Compoundsの略で,揮発性有機化合物と言われるものです。これは,空気中に揮発する有機化合物全体を指すもので,VOCという固有の物質ではありません。ただし,世界保健機構(WHO)ではVOCについて,沸点が50度以下のものを,VVOC(Very VOC,高揮発性有機化合物),50〜260度のものをVOC,260度〜400度のものを SVOC(Semi VOC,半揮発性有機化合物),それ以上のものをPOM(Particulate Organic Mater,粒子状有機物質)と定義しています。因みに,ホルムアルデヒドはVVOCに含まれます。
・化学物質過敏症とは何ですか。  超微量の化学物質に反応して、頭痛や目眩、吐き気など様々な症状が出るのが化学物質過敏症です。多量の化学物質を浴びたり、微量でも浴び続けると、ある時点で化学物質過敏症になります。ただし、どの程度の量で発症するかは個人差があります。化学物質過敏症になってしまうと、様々な化学物質に対して極微量でも反応するようになります。
 これが室内空気汚染によって引き起こされたものがシックハウスあるいはシックビルなどと呼ばれるものです。重症になると、その家では生活できなくなり、オフィスであれば仕事をすることができなくなってしまいます。現在のところ、一度発症してしまうと完治は難しいと言われています。
 症状が風邪に似ていることから、単なる風邪、更年期障害、自律神経失調症などと診断され、化学物質過敏症が認識されていないケースも多いと見られています。日本でも10人に1人が化学物質過敏症の恐れがあるとされており、症状が長期的に続く、あるいは室外に出ると緩和されるという場合は、疑ってみた方がいいかもしれません。

・化学物質過敏症の診断はどこで受けられますか。  現在、クリーンルームを設置している専門施設は、日本では北里研究所病院(東京・港区)のみです。また、北里研究所病院で化学物質過敏症と診断された患者のうち、治療や生活改善などで症状が軽減された患者は約半数で、依然として化学物質過敏症に苦しんでいる方も多いのが現状です。